4 変なもの: 2005年12月アーカイブ

「印象バトン」
というものを頂きました。
余裕がないからブログ休み……なんですが、
わたしはいるんですよ、いつもいつもいつもいつも(ってほどでもないけどしょっちゅう)パソコンの前に。

★廻してくれた方に対しての印象をどうぞ。

どこから回ってきたか書けないのです。
『彼女』はオルタナティブ・ユニバースに住んでいます。
そこには、破れたジーンズとドクターマーチンのブーツを履き、
暗い地下のクラブで弦の切れたギターを轟音でかき鳴らす、
不良青年-中年たちがいます。彼らとすれ違うと、淑女たちは眉をひそめます。
しかし彼らはとても美しい心の持ち主です。
もちろんロック女はいる、ウィメンズ・ロックの滅茶苦茶かっこいい人もいる、PJハーヴェイみたいに。しかしPJハーヴェイ・クラスの、才能も貫禄のあるロック女は稀だ。ケイト・ブッシュみたいに『いっちゃった女の人』っていうロック女もいるけれど、それは『狂った女性性』の格好良さであり、
破れたドレスに花を髪いっぱいにつけて道ばたを叫び歩く『格好良さ』で、
上記の不良青年-中年ロッカーの『心の美しい』格好良さとは違う。
PJハーヴェイだって、『心の美しさ』を投げ捨てているから格好良いのだ。
『ワイルドかつ心の美しい』男だけが持ち得る格好良さを、
彼らの行動に沿い、時に内面まで入り込み眺めながら、彼らを書くという行為によって、
『彼女たち』も所有することができる。
というより、所有している気分になれるし、その気分を他の女性にも伝え得るわけです。
そういう行為を発明した人からこのバトンは回ってきました。

★周りから見た自分はどんな子だと思われているか?5つ述べよ。

単なるセルフイメージについての質問ではないのですね。
(他人が考えていると私が考える私の像)を書けということですね。
そんなの『他人』によって違うだろうと思いますが、親しい人を除き、大体の他人はわたしが『どんな子』だろうとどうでも良いでしょう。考えてくださるとしたら、何かの役割に使えるか否かくらいだと思います。

ついでに『どんな子』って。
このバトンの設問を最初に考えた人は小学生か中学生でしょうか。

わたしがわたしを他人がどのように考えていると考えているのかは
モグラ議長が答えています。→モグラ獄舎にて

「わたしはわたしのくせにわたしなどと名乗って、まるでわたしが世界の中心であるかのように振る舞っていることがわたしの罪です。そのおぞましい、まったく他者への思いやりのない、恥知らずなまでの自己への耽溺、自らの存在を疑ってもみない厚顔無恥、自己中心性、ナルシシズム、幼児性、傲慢、増上慢……」

五つ超えてるじゃん。


★自分の好きな人間性について5つ述べよ

これ、回してくれた方も悩んでおられたようです。さらに、彼女にバトンを回してくれた方も悩んでいらっしゃったらしいです。

「5つ」と数えられるような、『人間性』って何なのだろう。
『人間性』という言葉の持つ意味内容の領域に入る『何か』を表す言葉、『数えられる名詞』ということでしょうか。『何か』は、英語の『数えられる名詞』でなく、抽象概念でも、とにかく5つ言葉を挙げられればいいのか。具体例だって良いんだよな。
辞書引かずに、わたしが現在知っている『人間性』という言葉の使われ方は、こんな感じか。
『(1)ある人の資質、性格、性質、気質などを大雑把に表現する言葉として
 (2)人間だけが持っていると考えられている性質や性格について(特に、気高い感じのする性質について使うことが多い。治水工事のために自ら人柱になるとか。なんかどんどん違う方にいってますね)例:彼の人間性を疑う』
で、意味を人によって異なって取られそうで、使うのが難しい言葉だと思います。
ちなみに大辞泉での「人間性」の説明はこうだった。


にんげん‐せい【人間性】
人間特有の本性。人間として生まれつきそなえている性質。人間らしさ。「―にもとる行為」「―を疑う」

わたしが書いた(2)の意味に近いな。
まあ、設問の意図は、(1)の意味で、他人だろうが自分だろうが小説や映画の登場人物だろうが、それらの人物の持っている、自分が好ましいと思う資質とか気質とか性格とかを表現する言葉を書け、なのだろうと思います。

それにしてもこの質問は、前の質問と違って、『自分の好きな人間性』で、
『他人が、「自分(回答者)はこういう性格や性質が好きだと思っている」と、自分が思う性格、性質、資質、気質、etc.を五つ』ではないのですね。

わたしが惹かれる他人の性質に共通するのは、以下のようなものです。
大義、理想、欲望、妄執、願望、そのようなものに激しく突き動かされ、
巷のどんなモラルを踏みにじろうと、『それ』を実現しようとする情熱の強さ、なのだろうと最近よく思います。
大義でも理想でもいいのですが、原動力となる大義や理想が、世間様に拍手喝采で迎えられるようなものでないほうが望ましいです。
貧しい地域に学校を建てる運動とか、そういうことをされる方は大変立派だなあと思うのですが、もっと個人的な歪んだ情念のほうに、わたしは惹きつけられます。
今年の一番のわたしが感銘を受けたニュースは、やはり、
馬と獣姦して直腸が破れて亡くなったアメリカ人男性の事故です。
こちらの、世界の変なニュース満載ブログ『HEAVEN』に詳細が書かれていました。馬に肛門を貫かれた男  若干、エロ目の画像・文章があるので閲覧の際にはご注意を。

その時その男性は、ドラッグでもやっていたか何かで判断力がなくなり、「何となく、勢いで」そういう行動に至ったのではないんじゃないか、『エロティシズムとは死にまで至る生の称揚である』(引用です。念のため)などとは絶対に考えていなかったに違いない、と思いますが、結果として残った、【馬と獣姦→その男性の死】、だけ眺めると、まるで馬と獣姦するために命を賭したように見え、そうするとわたしはそこに、『馬と獣姦』への激しい情熱を勝手に見てしまい、正直なところ、感動しました。

★反対に嫌いなタイプは?

『人間性』と『タイプ』が対称に置かれているということは、この質問を考えた人の頭の中では『人間性』イコール『タイプ』なのか。もう質問者の質問が何を意味しているのか考えるのイヤになったからやめる。

わたしのように性格に難のある人間が、
「こういうタイプの人嫌いー」と公の場で書くのは、
良心が痛むのでやめます。

★自分がこうなりたいと思う理想像はありますか

うるさい黙れ。


★好きな人にバトンタッチ5名

折口信夫
三島由紀夫
ヴァレリー・ソラナス
マーカス・ガーヴェイ
馬と獣姦して亡くなったアメリカ人男性

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