4 変なものの最近のブログ記事

風邪を引いたらしく微熱があり、頭が痛い。
結構がんがん痛いな。
と同時に、私の普段の性癖、すなわち
私の脳内で『inside me 他人』が
絶えず私の悪口を、ダメとかぼんくらとかゴミ屑とか、生きているのが既に傲慢であるとか
そんなことを言い続ける、それが止まっている。
珍しい。久々に平穏な気分です。
でもちょっとぼうっとしている。
頭はガンガン痛いです。バファリンを飲んでみました。

数年前、ブログではなく「ネット日記」を書いていたころ
取り上げた題材だと思うが、突然思い出したので書いておきます。

大学を受験しようとしていたころ、Z会の通信添削講座を受けていた。
受験用練習問題を自宅で解き、解答を郵便で送ると、
しばらくして赤ペンで添削されて返ってくる。
小論文は制限文字わずか800字だった(ような気がする)原稿用紙二枚か。
制限時間二時間なのに、書くのに16時間とかかかって、
解答に要した時間を書く欄に
16時間と書くのは気が引けて8時間とかにしていた。文を書くのがすごく遅かった。

Z会からは毎月、解答や解説や受験テクニックなどが書かれた雑誌が送られてきた。その雑誌の「会員のお便りコーナー」で以下のような投書を読んだ記憶がある。あくまでうろ覚えである。投書主は男性だったと思う。

「僕の近所の小母さんが、
出刃包丁で自分の背中を切っていた。
僕が数日後、近所のドブを見ると、脂肪のかたまりがドブの中に落ちていた。
脂肪は黄色かった。僕は気持ちが悪くなった」

私の記憶力は怪しい。かつて見た情景などを脳裏に浮かべることはできるのだが、主観で記憶を改造していることがしばしばあるように思う。

上のような投書が本当に受験雑誌の読者お便りコーナーに載るものだろうか。
送ってくるやつはいるかもしれない。
そして多分マイナーな存在であるお便りコーナー担当者は、
一人で細々とやっていたりしそうだ。
まあその人が自由闊達な人で、
あるいは猟奇好きで、
あるいは鬱屈していて、
あるいは、かの投書を良い文だと判断して(私が思うには、奇妙だがリアリティのある良い文じゃないだろうか。センテンスとかは全然覚えていないけれど)、
掲載したのかもしれない。
というか
上司チェックはないのか? 
というかこの記憶自体、夢なのか本で読んだのか現実にあったことなのか判然としない。夢だとしたら
「お便りコーナーに載っている投書を読む夢」だ。

本当に投書主がいるとしたら、その人は本当に
近所の小母さんが、背中を出刃包丁で切っているのを見たのか。
脂肪はその小母さんのものなのか。とかはどうでもいいや。

バファリン飲んだら効いてきました。

追記:
もしかすると、お便りコーナー担当者の創作かもしれない。と思いついた。4/29

今日、関西ローカルの関西テレビの昼の番組で
「熱中さん」と名付けられた人々が登場していた。
オタクやマニアと呼ばれると、その偏愛の対象がある程度、
予測されるというか決められているように思われるんですが、
「オタク」はアニメ・コミック・ゲーム類に熱中する人を指す言葉として定義されているようだし、
マニアの対象になるモノは、
古書とか稀覯本とか酒とかレコードとか、何か了解可能な
自分は興味なくても、
興味のある人には
見たり読んだりすると奥が深かったりして
要するに延々と解読していく楽しみがあるモノなんだろうな、なんですが。
「熱中さん」には「解読の楽しみ」が少なくとも私や他の多くの人には
了解不能な感じで、だから番組では「熱中さん」とでも名付けなければならなかったのだろう。
ダム(川を堰き止めるダム)・マニアの人も登場しておられたが
ダム・マニアになる方がいらっしゃるのは了解可能な感じがする。スケールのでかい人工物は良いと思うか醜いと思うかその他色々考えたり感じたりするにしろ何しろ圧倒的な威力を持っている。とはいえ、ダムマニアの方がダムから読み取る魅力の強烈さは、私が巨大建造物を見て、ぼーっと、でかい凄い圧倒されるとインパクトを受ける時のその感情とは、また全然違う種類の感情/感覚/思考なのであろうか。『沈める滝』三島由紀夫もダムマニアの青年の話だった(違う)。

で、その次に「換気扇コレクター」の青年が出ておられた。素晴らしい。
ああ、テレビ見て良かった。

といいつつ思い出すのは、社長夫人の方にお会いした昔日、
何か集めているんですか と訊かれ
何も集めていません と答えると
何か集めればいいのに とにこやかにおっしゃったことだった。
軽いカルチャーショックを受けた。
何か集めるのが当然という文化が存在するのか?
いや、あの、私も本とかお菓子とかたくさん欲しいですけど。対象が普通だな。
換気扇に勝つのは難しい。

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