3 読書音楽等: 2005年10月アーカイブ
わたしのドリーム小説の映画化?
とかずいぶん前にブログで書いてた『ドリフトウッド』のビデオをやっと見ました。
大きなレンタルビデオ屋さんならまだあるかも。一応Amazonマーケットプレイスにはあるようだ。
ドリフトウッド~狂気の密室~【字幕版】
ジェイムズ・スペイダー(陰のあるイギリス美青年-美中年男優)が、
記憶喪失状態で、孤独な女彫刻家のいる寒々とした島に流れ着き、ジェイムズ・スペイダーは女彫刻家に半分監禁状態にされる、といえばもう説明は十分だろう。
サスペンスが入った女性向けエロティックファンタジー、だと思って見た。
大体それで当たりだと思うけど、一応、この記憶喪失のジェイムズ・スペイダーは何故、アンヌ・ブロシェ演じる女彫刻家に対し、もっと「ここはどこだ?」とか「どうやって生活している?」といった問いつめをしないのかなあ、ぬるくはするんだけど、ぬるすぎる。でもポルノだからまあいいのか、というか仕方ないのか。しかし、一応リアルな物語として撮ろうとしているのかなあと思って見ていた。
(女性向けエロティックファンタジーなんだろうけど、これでEroticな気分にはまったくならなかった。むしろ、ジェイムズ・スペイダーならば、『クラッシュ』で、自動車事故愛好家のカリスマ・ヴォーンに男色行為に誘われ、曖昧に笑いながら逃げるシーンのほうがエロく思えた。ああ)
リアルな物語でありつつも、
ここでのジェイムズ・スペイダーは、女の妄想の中の夢の男だよなあ。
孤独で人慣れのしない女彫刻家が、必死で彼を逃すまい自分のところに捉えておこうと必死な様は、ああああ、それはやめなよーと痛々しくなる。普通の人間を、『女の妄想の夢の男』にして閉じこめておこうとあがくのは、端から見ると冷や冷やしたりすることであるよなあ。
映画自体はB級なんだと思うけど、オチが……『オチ』としか言いようがない……、オチが良かった。
軽くネタばれになりますが、どうせこれ読んで、この映画見ようという人もあまりいないだろうから書きます。
ぬるく女性向けエロ映画としての要素を確保しつつ、でもぬるいながらもリアルに描こうとしているんだと思ったら、
いきなり『おとぎ話』オチだよ!
『女の妄想の夢の男』が、『女たちの妄想の夢の男』に変わるっていうオチなんだよ!
これは、やられたという感じでした。
荒涼とした『島』の景色が良い感じです。
