2 雑感: 2006年8月アーカイブ

ブログというのは無事報告でもあった。
いや無事です。暑いですね。

ここしばらくの小説創作工程は以下のようなものでした。

漠然としたVISION→それに合いそうな舞台/土地を考える(場所は滅茶苦茶重要だ)
→資料捜しつつ設定など考える→資料を読んでいて、最初に目論んでいた小説内出来事が、例えばその状況ではあり得ないとか判明して愕然とする→また資料にあたるうちに資料に疲れ、何となく書き始め、書きながら考える(この段階で変なディティールとか出てくることがある)→叩き台みたいな滅茶苦茶な第一稿→
推敲→推敲→推敲→
唐突に、これはこういう話でありこう終わるはずだと気づく→書き直し→構成し直し、トーン調整 etc.
→→

みたいな非効率的な書き方をしている。『唐突にこれはこういう話だと気づく』段階は、必ず訪れるものと期待できない。
一応、書きだす前に『こういう題材をこういうトーンで書く、この話の中でこういうことがやりたい』というヴィジョンは漠然とながらあるのだが、途中で『これはこういう話だった』という再度の発見が出てこないとあまり面白くない。
また、『これはこういう話』の『こういう話』が途轍もなくくだらないことに気づく……という場合は、……なんというか、困りますね。バクチめいたところがある。
わたくしは、別に小説に限らず、実務を合理的に順番に捌いていくということがとても苦手であり、順番にやっていけば終わるんだと言い聞かせつつ、何故か(何故? 本当に何故なんだ?)別の作業に手を出してしまい、また元の作業を最初から確認し直し、などと言うことを延々とやる。合理的な実務能力がない。その代わり、あちこち手を付けているので、終わるときには突然一斉に終わったりもする。しかしいずれにせよ、こういう人は効率の良さが必要とされる場面では無能扱いされる。というか無能だ。

自分の、そういう能力のあり方が、創作の時には、上記のような書き方として現れるのかという気もする。ただ、書き方の手順は、数年前とはまったく違う。
また変わっていくのでしょう。

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